
「中学校卒業後の行く所が欲しい・・・」の声を聞き、昭和33年に一粒のなづなの種が馬町に・・・。
自宅の一部屋で、編物、和裁、洋裁・・・と言った家庭科学習の寺子屋と言った感じで“よく見れば なづな花咲く垣根かな”の芭蕉の句の通りの学び舎でした。
何も無い所からの歩みはじめでしたが、多くの方々から水を・・・、肥料を・・・、太陽を・・・沢山賜わり根を張り、花を咲かせて頂いてきております。
無認可から昭和44年に認可施設となり、翌年に京都市よりかしの木学園の運営を受託致しました。その後、利用者の声により、ケアホーム、居宅介護事業所をみんなのやる気と情熱で開所することが出来ました。
心から安心して暮らせる為には、まだまだしなければならないことが沢山あります。
長い措置費時代を経てその後の福祉の制度に夢を託しましたが、刻々変わると言っても過言ではない変わり様に疑問を持ちます。
障害を持っている人達が、心から“安心して暮らせる町”と、思える町づくりを本人の願いや思いを聞き、その人の立場に立って、その場限りではない根本的な施策をと願う思い強しです。
なづなが今日在りますのは、多くの方々の温かきお心の支えのお蔭と感謝申しております。
初心を忘れることなく、思いやりの心を持ちみんなで一丸となって歩んでまいりますので今後共お導きよろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人なづな学園
理事長 髙 宮 郁 子
